アンナ・アフマートヴァの詩集『ロザリオ』『おおばこ』(木下晴世訳)
アフマートヴァ(1889- 1966)について:
1912年に処女詩集『夕べ』を出版し文壇に登場、
これによってロシアで初めて女性が詩を公にすることになる。
これに触発されロシアに
第二の、第三の、…、百の、千のアフマートヴァが
現れたと言われている。
現れたと言われている。
『ロザリオ』はその後出された第二詩集、
『おおばこ』は第四詩集。その後、スターリン圧政下、
銃殺された前夫との思い出を綴った詩集『主の年1921』を最後に、
詩人は長い沈黙期に入る。
詩が書かれなかったわけではない。
いやむしろ、隠喩と暗喩に満ちた多くの詩が書かれ、
弾圧と発禁命令の中、
人々によって暗記され、口伝えに伝えられた。
時代を経て手擦れた、小さくて薄い初版の雰囲気をできるだけ出してほしい、という
訳者の願いから、ほぼ同じ形とページ数の、日本語訳詩集が生まれました。
(装幀:中島悠子)
『ロザリオ』ISBN 978-4-9904850-6-1(定価 2500円 消費税込)
『おおばこ』ISBN 978-4-9904850-5-4(定価 1500円 消費税込)
2013年9月15日同時発行
訳者の願いから、ほぼ同じ形とページ数の、日本語訳詩集が生まれました。
(装幀:中島悠子)
『ロザリオ』ISBN 978-4-9904850-6-1(定価 2500円 消費税込)
『おおばこ』ISBN 978-4-9904850-5-4(定価 1500円 消費税込)