2013年11月7日木曜日

足利市立美術館へ


   
3連休最後の日に行ってまいりました。

瀧口修造についても武満徹についても疎い私でしたが、
展示を見たあとで木村裕さんのピアノ演奏と朗読、解説を通して
実際に当時、瀧口や何が起こったのか、を聴く事ができて、
とてもイメージが立体的になりました。

このコンサートがあった足利市立美術館1階ロビーは、
天井までガラスで外が見えるのですが、
そこを雲が形をかえて流れていったり、
高校生らしいカップルが音もなく自転車で通りすぎたり…が、
まるで音楽と呼応しているようだったのが、とても印象的でした。

当日の様子が、美術館ブログに載っていますが、
木村裕さんは詩にも現代音楽にも造形が深く、
今回のコンサートは、展示にとてもよく合っていてさらに深く踏み込んだ
よい企画だったと思います。
瀧口修造の詩を朗読しながらの即興演奏も、
作曲の現場を見ることはなかなかありませんので、
とてもエキサイティングでした。


(木村裕さんの詩集『宇宙の約束』についてはこちらをご覧ください。)
      
写真は足利駅近くで見た渡良瀬川です。

2013年11月6日水曜日

エッセイが掲載されました

     
   
(似内恵子著 成文堂新光社刊)の冬の章コラムに、
「冬の思い出 祖母の襷(たすき)」を書かせていただきました。

この本は、懐かしいアンティーク着物の写真がふんだんで、
とても美しいです。
英語の解説もありますので、日本の着物ファンだけではなく、
外国の方へのプレゼントにもぴったりだではないでしょうか。
  
どうぞよろしくお願いいたします。